英語で「疲れた」を表現するには？さまざまな表現とニュアンスを学ぼう

英語で「疲れた」をどう言う?

私たちが日常的によく使う「疲れた」というフレーズは、英語ではどのように表現すればよいのでしょうか？英会話では一言で済ませず、状況に応じてさまざまな言い回しを使い分けることで、より豊かなコミュニケーションが図れます。今回は、「疲れた」や「疲労した状態」を表す英語表現を、ニュアンス別に紹介します。

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英語で「疲れた」を表現するには？さまざまな表現とニュアンスを学ぼう

1. 「I’m tired.」

シンプルな表現

もっとも基本的でシンプルな表現がこちらです。仕事や勉強などで疲れを感じているときに使います。
例）“I’m tired after a long day at work.”（仕事で長い一日を過ごして疲れました）

2. 「I’m exhausted.」

「もうクタクタ」「ぐったりして動けない」ニュアンス

“tired” よりも強い表現で、「完全にエネルギーを使い果たした」イメージです。
例）“I’m exhausted from studying all night.”（一晩中勉強していたのでクタクタです）

3. 「I’m worn out. / I’m beat.」

カジュアルに言い切るフレーズ

“I’m worn out.” は “exhausted” に近い意味で、「へとへと」「ボロボロ」というイメージ。カジュアルな日常会話でよく使います。
“I’m beat.” はスラング寄りですが、口語で手軽に使える表現です。
例）“I’m totally worn out after that workout.”（あのトレーニングの後でもうヘトヘトです）
例）“I’m beat, I just need some rest.”（クタクタだよ、少し休憩が必要だ）

4. 「I’m drained.」

精神的にも疲れ切っているイメージ

“drain” は「排出する」といった意味があるため、体力だけでなく精神力までも消耗してしまった感じを伝えられます。
例）“I’m emotionally drained from dealing with so many problems today.”（今日は問題が多すぎて精神的に疲れ切っています）

5. 「I feel run down.」

体調面での疲れや弱りを示す表現

“run down” は「機能が低下している」というイメージがあり、疲れがたまって体調が悪いときによく使います。
例）“I feel run down and might be coming down with a cold.”（疲れがたまっていて、風邪をひきそうです）

6. 「I’m wiped out.」

「完全に消耗しきった」「もう何もできない」というニュアンスで、エネルギーが完全に消えてしまったイメージです。
例）“I’m wiped out after running a marathon.”（マラソンを走り終えて完全にへとへとです）

7. 「I’m bushed.」

“bushed” は口語的な表現で、「くたくたになった」という意味。主にアメリカ英語で使用されます。
例）“I’m bushed from working overtime all week.”（今週ずっと残業続きでくたくたです）

8. 「I’m spent.」

“spent” は「使い果たした」という意味で、体力や気力などをすべて使い尽くしてしまった状態を指します。
例）“I’m spent after preparing for that big presentation.”（あの大きなプレゼンの準備をして、疲れ果てました）

9. 「I’m all in.」

ポーカーの用語「オールイン」からきており、「すべてを出し切った」というニュアンスです。口語的ではありますが、カジュアルに「限界まで力を使った」という気持ちを表せます。
例）“After working on this project all week, I’m all in.”（一週間このプロジェクトに取り組んで、もう力を使い果たしました）

10. 「I’m done in.」

“done in” は「殺される」「やられてしまう」という表現から転じて、「疲れ切ってダメになった」という強めのニュアンスです。
例）“I’m done in. I need a break right now.”（もうダメだ。今すぐ休みが必要だよ）

さいごに

「疲れた」を英語で伝える際、単に “I’m tired.” だけでなく「どの程度疲れているのか」「心身のどちらが疲れているのか」を表現できる言い回しを覚えておくと、コミュニケーションの幅が広がります。自分の状態にぴったり合う表現を使うことで、気持ちや状況を的確に相手に伝えられるでしょう。
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